

こんにちは、高取城を案内する旅むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

高取城のワンポイントは[日本三大山城、山中に残る高石垣、猿石と国見櫓跡、土佐街道から続く城下町散策]となっています!
基本情報

高取城は高取山に築かれた山城です。南北朝時代に越智氏によって築かれたのが始まりとされています。
その後豊臣政権下で大和を治めた豊臣秀長の家臣・本多氏によって整備・拡充され、山城でありながら近世城郭としての性格を持つ大規模な城へと発展していきます。
関ヶ原の戦いで主戦場になりませんでしたが、江戸時代には高取藩が置かれ、本多氏の後、譜代大名の植村氏が入りました。
以後、植村氏は幕末まで高取藩を治め、高取城は大和南部を押さえる藩の拠点として機能します。
また幕末の天誅組の変でも高取城は関係するため、戦国から幕末まで長く歴史に姿を残した城といえます。明治維新後、高取城は廃城となり山上にあった建物は失われました。しかし現在も山中には壮大な石垣群が残り往時の規模を感じることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 北海道根室市 根室半島一帯 |
| 築造時期 | 16〜18世紀頃(詳細はチャシごとに異なる) |
| 築造者 | アイヌ民族 |
| 主な用途 | 砦・物見台・交渉の場・祭祀の場 |
| 代表遺構 | ヲンネモトチャシ跡、ノツカマフ1・2号チャシ跡、見晴台、チャシ跡群城内 |
| 別名 | なし(チャシ=アイヌ語で「砦」の意味) |

高取城は日本100名城61番に選ばれているお城で、岡山県の備中松山城、岐阜県の岩村城とともに「日本三大山城」のひとつに数えられます。また城下町からの高低差は約390mと日本一を誇っています♪
どんな城

高取城は奈良県高市郡高取町の標高約584mの高取山に築かれた本格的な山城です。
現在は天守や櫓などの建物は残っていませんが山上には本丸、二の丸、太鼓櫓跡、多聞櫓跡などの曲輪跡が広がり各所に石垣がよく残っています。
高取城の魅力は自然の山と石垣が一体になった独特の景観にあります。森の中を歩いていると苔むした石垣や曲輪跡が次々と現れ、かつて山上に大きな城郭が築かれていたことを実感できます。
高取城は平城のように気軽に一周する城というより軽い登山をしながら遺構をたどる城ですが国見櫓跡周辺からは大和盆地方面を望むことができ、山城ならではの開放感も味わえます。その景色からもかつて大和南部を押さえた山上城郭の迫力が伝わってくる城跡となっています。

高取城は別名「芙蓉城(ふようじょう)」とも呼ばれています。芙蓉とは美しい蓮の花のことで、かつて山頂には真っ白な天守や27棟もの櫓が立ち並び、麓から見上げるその姿がまるで美しい花が咲き誇っているように見えたことが由来だといわれています!
高取城さんぽ

壷阪寺です。高取城へのハイキングルートの入り口でもあり、こちらに駐車場もあります。
木造の門や整然と立ち並ぶ伽藍の造りを見上げ、とても格式高そうなお寺だなと感じます。
山の中腹に位置しているため境内からは遠くの山々を見渡す爽快な景色が広がっています。

壷阪寺境内です。正式名称を南法華寺といい西国三十三所第六番札所として知られるお寺です。
大宝3年(703年)に弁基上人が開いたと伝わり、本尊の十一面千手観音菩薩は古くから「目の観音様」として信仰を集めてきました。
境内では重要文化財の三重塔をはじめ、インドで造られた高さ約20メートルの大観音石像や大涅槃石像など迫力ある石仏群を見ることができます。

高取城ねこです。壷阪寺境内で日当たりの良い場所で気持ちよさそうに丸まっている一匹の猫と出会いました。
静寂に包まれた山の中で不意に訪れた出会いに笑みがこぼれます。人に慣れているのか逃げる様子もなく心温まる一枚をカメラに収められました。

山道です。舗装されたアスファルトの道が続いていますが山の中に入ってきました。
実は高取城は織田信長の一国一城政策によって、いったん廃城となりました。しかし本能寺の変で信長が死去した後、筒井順慶が高取城を復興させたとされています。
順慶は郡山城が居城だったので高取城を詰城として再建したという流れになっています。大和支配が危機に陥ったときの最終避難所という位置づけですね。

登山道です。静寂に包まれた林道で足音と鳥の鳴き声が響き渡る空間でした。緩やかな上り坂が続くため自分の歩幅で深呼吸をしながらゆっくりと歩を進めることをおすすめします。
順慶が高取城を復興させたのは1584年頃ですが、同年に36歳ほどで亡くなりました。
そのため現在残る高取城の原型は、順慶の構想を引き継いだ豊臣政権下の本多利久によって整備されました。
順慶はせっかく廃城から軍事拠点として復活させましたが完成を見る前に亡くなってしまったようです。

階段です。斜面に丸太の階段はハイキング道というより登山に近いですね。
たまに城跡でこうした登山道になることがありますが一本道でなく分かれ道があるときは迷いそうになりますよね。山道は気をつけて進むようにしたほうがいいですね。

十三間多門跡です。かつてこの場所には石垣の上に細長い多門櫓が建てられていました。
十三間という名称は建物の長さがおよそ十三間あったことに由来すると考えられ、現在の感覚では約24メートルに相当します。ただし当時の一間の長さには地域や時代による違いがあるため厳密な実測値ではなく建物のおおよその規模を示す呼び名です。
現在は建物こそ残っていませんが長く続く石垣からかつて大規模な櫓が建ち並んでいた高取城の壮大さを感じることができます。

城内です。木々が開けた平坦な空間に出ると、その奥に整然と積まれた巨大な石垣の壁が立ちはだかりました。
手前の散策路はゴツゴツとした石が散乱しておりかつて建っていた建物の瓦礫のようにも見えます。
明治時代まで山上の建物が残っていたようですが、山の頂に近いこの場所にこれほど大規模な平地と石垣群を築き上げた往時の権力と土木技術にはただ驚かされるばかりです。

太鼓櫓跡です。かつては石垣の上に太鼓櫓が建ち城内に時刻や合図を知らせるための太鼓が置かれていたと考えられています。
現在は建物が失われ石垣と櫓台が残るのみですが、太鼓櫓跡周辺には複雑な虎口や高い石垣が連なっています。

高取城石碑と石垣です。表面を覆う鮮やかな緑の苔が、長い歴史の風雪を静かに物語っていてまるで古代遺跡に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。
高取城を巨大な石垣城へ変えたのが本多利久ですが、有名な徳川四天王・本多忠勝とは別系統とされる人物です。
本多忠勝ほど有名ではないが、日本屈指の山城を築いた武将ということですね。

本丸です。日差しを遮る木陰もあるため山道を登りきった後の水分補給と休憩ポイントに最適です。
高取城は山城なのに中身はまるで城下町級の平城となっていて、本多氏による改修後は山頂に天守や御殿、27の櫓、33の門を密集させ、石垣で曲輪を何段にも重ねた本格的な近世城郭となりました。
つまり高取城は「立地は戦国時代の山城、造りは織豊期の平城」という、二つの時代の特徴を併せ持つ城だったよです。

天守台です。かつてはこの上に白漆喰で塗られた三重の天守がそびえ立ち麓からもその白い姿が見えたそうです。
その姿雪にも見えたようで地元には「巽高取 雪かと見れば、雪でござらぬ土佐の城」という歌が伝わります。
土佐は高取城下の土佐街道付近を指し、遠くから見ると山頂の白い城郭が雪のように見えたという意味だったようです。

高取城は鬱蒼とした森の中に突如として現れる巨大な総石垣のスケールはまさに圧巻です。天空の要塞と呼ぶにふさわしい大迫力の山城歩きを楽しめますよ!
城周辺さんぽ

奈良公園です。ここは奈良国立博物館の敷地内で東大寺・興福寺・春日大社など奈良を代表する寺社と豊かな自然が一体となった古都奈良の定番観光スポットです。
広大な園内では鹿が自由に歩き、鹿せんべいを与えながら間近で触れ合えるのも大きな魅力です。

奈良公園の鹿です。木漏れ日が差し込む大きな松の木の根元に目をやると、本当に鹿がいるんだなと思わず声が出ました。
立派な角を持った鹿や小鹿たちが、ふかふかの土の上でのんびりとくつろいでいます。背後には青々とした木々が連なり、自然と動物が調和する穏やかな風景が広がっていました。
こうして共存するまで長年必要だったでしょうしこの光景はいつまでも続いてほしいですね。それにしても自然を生きる鹿の組み合わせは、この場所ならではの少し不思議な体験でした。

夢創館です。土佐街道沿いにある、高取町の観光案内所です。
大正時代に呉服店として栄えた旧山崎邸を改修した建物で城下町らしい落ち着いた外観と、木のぬくもりを感じる館内が特徴です。
現在は高取町の観光情報を発信する拠点として、パンフレットや歴史資料の展示、地場産品の販売などを行っています。

館内です。かつて山頂に天守や櫓が建ち並んでいた高取城を再現したCG映像も上映されています。
登城前に見れば城の規模や構造をつかみやすく、登城後に見ると、現在残る石垣と往時の姿を重ねながら高取城への理解を深められます。
こちらに100名城スタンプも設置されています。集めている方はお忘れないよう気をつけてください。

粉もん屋八です。たこ焼きやお好み焼き、焼きそばなどを楽しめる粉もの専門店です。
奈良B級グルメや定番のソース味をはじめ、しょうゆ・ポン酢・元祖みそなど、さまざまな味のたこ焼きを提供しており、店舗によっては鉄板料理や一品料理も味わえます。

テイクアウトした土手焼きです。どて焼きは、牛すじ肉やこんにゃくを、味噌や砂糖、みりんなどを使った甘辛いタレでじっくり煮込んだ料理です。
長時間煮込まれた牛すじは柔らかく、濃厚な味噌のコクと甘みがしっかり染み込んでいます。
大阪を中心とした関西地方で親しまれている定番の一品で、ご飯のおかずはもちろん、ビールなどのお酒にもよく合います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 粉もん屋八 JR奈良駅前酒場店(土手焼き) |
| 金額 | 土手焼き 価格要確認 ※公開情報で最新価格を確認できないため、訪問前確認推奨 |
| 所在地 | 奈良県奈良市三条本町1付近(JR奈良駅前エリア) |
| アクセス | JR奈良駅から徒歩すぐ |
| 連絡先 | 080-4396-5488 |
| 営業時間 | 公開情報では確認不足。訪問前に店舗または公式SNS等で確認推奨 |
| 定休日 | 公開情報では確認不足。臨時休業の可能性があるため事前確認推奨 |
| 見どころ | 奈良発の粉もんチェーン「粉もん屋八」のJR奈良駅前エリア店舗。たこ焼きや粉もん系メニューに加え、酒場利用しやすい一品料理として土手焼きも楽しめる可能性があります。駅近なので奈良観光後の軽食・一杯に立ち寄りやすいお店です。 |

しおや一心です。金橋駅近くにあるラーメン店で看板メニューは塩ラーメンです。
鶏ガラや昆布などのうま味を生かした透き通った黄金色のスープに雑味の少ないあっさりとした味わいが特徴となっています。

塩ラーメンです。麺はスープとよく絡む細めのストレート麺で、柔らかなチャーシューや半熟卵、白ネギなどが添えられています。
濃厚なラーメンとはひと味違うやさしく上品な一杯となっています。塩ラーメンのほかに海老の風味を生かしたラーメンやからあげ、丼なども提供されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | しおや 一心 |
| 金額 | ラーメン類 1,000円前後〜が目安 ※メニュー・価格は変更の場合あり |
| 所在地 | 奈良県橿原市曲川町6-6-11 |
| アクセス | JR桜井線(万葉まほろば線)「金橋駅」から徒歩約2分 |
| 連絡先 | 0744-24-4114 |
| 営業時間 | 11:30〜14:00/18:00〜21:00 ※スープがなくなり次第終了 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 見どころ | 奈良県橿原市にある塩ラーメン系の人気店。鶏や昆布の旨みを生かした澄んだスープの一杯が評判で、高取城や橿原方面の観光と組み合わせやすいラーメン店です。 |

ご当地グルメの土手焼き美味しかったです!それに一心さんの塩ラーメンもとっても食べやすくてペロっと食べちゃいました~☆
100名城スタンプと城アクセス情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 高取町観光案内所「夢創舘」(奈良県高市郡高取町上土佐20-2) |
| 設置時間 | 館内利用:9:30〜16:30 |
| 休日 | 年末年始 |
| 電話番号 | 0744-52-1150(夢創舘) |
| 料金 | 無料 |
| 備考 | 休館日・夜間は、夢創舘の入口向かって左手の館外にスタンプが設置されています。登城は山道のため、時間と装備に余裕を持つのがおすすめです。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 奈良県高市郡高取町高取(高取城跡) |
| アクセス | 近鉄吉野線「壺阪山駅」から奈良交通バス「壺阪寺前」下車、徒歩約40分 |
| 駐車場 | 城跡に専用駐車場はありません。壺阪寺付近に有料駐車場あり |
| 電話番号 | 0744-52-1150(夢創舘) |
| 散策時間 | 城跡のみでも約60分。登下山を含める場合は2〜3時間程度みておくと安心です。 |
| 営業時間 | 城跡は散策自由。夢創舘は9:30〜16:30、年末年始休館 |

標高583mの山頂にあり、城下町から歩くと片道2時間近くかかる本格的なハイキングコースです。車で壺阪寺周辺の中腹まで登ってもそこから山道を40分ほど歩くため、歩きやすい靴やトレッキングシューズなどがおすすめとなっています。
まとめ

高取城天守台からの眺めです。天守台の上に立つと視界が一気に開け、大和国中を見渡すパノラマが広がりました。
お城というより山登りに近かったですが、それだけに景色も素晴らしかったです。のどかな景色を見下ろしたときの爽快感は山城歩きの醍醐味そのものです。
さて今回は高取城ですが最大の魅力は日本一の比高を誇る圧倒的なスケール感と戦火を退けてきた難攻不落の歴史かと思います。
幕末の天誅組の変など実際に幾度となく敵の猛攻を受けながらもその急峻な地形と強固な城郭構造によって決して落城しなかったという事実は実際に険しい山道を登ってみると納得できるかと思います。
またお城めぐりを楽しんだ後は城下町の風情が残る土佐街道の散策もあります。かつて高取藩の藩庁として栄えた町並みを歩きながら地元で愛される薬膳料理や昔ながらの和菓子を味わうことができます。
奈良県へ来た際は日本一の高低差と森に眠る巨大な総石垣が待つ高取城へ挑戦してみてください。

高取城は天空の城や日本のマチュピチュとも称される山中の巨大な石垣群が有名だけど、実際に登ってみたらその名前に違わない凄いお城だったね♪

山道を登るのも楽しかったし森の中に突然ドーン!って巨大な石垣が現れた時は天空の要塞って感じでカッコよかったね!国見櫓跡から見た奈良の景色も風が気持ちよくて最高だったな!

もみじは一生懸命に山登りしたからすっごくお腹が空いちゃった!でもでも土手焼きに塩ラーメンに色々食べられて幸せだったよ♪後は体に優しい薬膳カレーも食べてみたかったな、次は絶対に食べようね☆

ふふっ、そうだね、もみじちゃん♪高取城は筒井順慶ゆかりのお城だけど順慶は本能寺の変後、明智光秀と羽柴秀吉のどちらが勝つかを洞ヶ峠で眺めてたって話あるよね。優柔不断な武将とも言われるけど慎重な政治判断だったとも取れるよね。実際信貴山城やこの高取城などを連携させて防衛網を築いたわけだし、高取城のポテンシャルを誰よりも早く見抜いて大和平定の要石としていたの、間違いなく順慶の慧眼だよね♪

確かにそうだよね!筒井順慶が高取城をよみがえらせて、本多利久が現在につながる壮大な城へ造り変えたってなんか深いお城だったよね♪高取城の前後のお城は、60番赤穂城、62番和歌山城となっています。お時間あれば足を運んでみてください♪
▼近畿の城をめぐる
滋賀県
49. 小谷城 /
50. 彦根城 /
51. 安土城 /
52. 観音寺城
京都府
53. 二条城
兵庫県
56. 竹田城 /
57. 篠山城 /
58. 明石城 /
59. 姫路城 /
60. 赤穂城
奈良県
61. 高取城
和歌山県
62. 和歌山城

