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城むすめの100名城と温泉めぐりヒーロー画像1
染井さくら

こんにちは、甲府城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

大和なつき

甲府城は戦国末期から江戸時代にかけて甲斐国の中心として築かれた近世城郭で、石垣や天守台が良好に残る美しい城跡です。現在は舞鶴公園として地元の人の憩いの場となっています!

基本情報

甲府城01

甲府城は武田氏滅亡後、豊臣秀吉が武田氏館に代わる要所として浅野長政に命じて築かれた城となっています。その後徳川氏が天下統一をすると甲府城は江戸幕府の支配下に置かれ、将軍家の親藩が城主になる重要拠点となりました。

そして徳川綱吉政権時には将軍家親藩以外の柳沢吉保が城主になります。吉保は甲府城で初めて将軍の縁者以外で城主になった人物で、綱吉が吉保を信頼していたことが伺える出来事となっています。そして柳沢吉保が城主となった際、吉保は城を大幅に整備し、城下町も発展させました。

そんな吉保は一介の武将から大老格まで成りあがった人物でしたが、引き際がよく自分の地位に執着せずあっさりと隠居をしたいわれています。

その後甲府城は享保で起こった大火で大きな被害を受けてしまいます。更にその後明治時代になると廃城となり、城内の建物は取り壊されてしまいました。

項目内容
築城年文禄元年(1592年)頃
築城主浅野長政(豊臣政権)
主な出来事江戸期に甲府勤番の拠点、明治以降は城郭の多くが破却
主な城主柳沢吉保(徳川幕府重臣)、甲府勤番
重要遺構天守台、二重の石垣、水堀、稲荷櫓跡、山手御門など
染井さくら

甲府城は日本100名城の25番に選ばれています。天守台から富士山を眺めることができるお城なんですよ♪

どんな城

甲府城地図

甲府城は山梨県甲府市に位置する平山城で、甲府盆地の中央に築かれた堅固な構造が特徴で、城下町の中心としても整備されました。

そして甲府城の最大の見どころは高低差のある曲輪を巧みに構成した石垣造りの美しさと、全国でも稀な「二重の石垣構造」です。

また天守台の上からは甲府市街や富士山までが一望でき、歴史と景観の両面を楽しめる名城となっています。

そんな甲府城は本丸櫓跡、天守台、鍛冶曲輪門などの建造物が遺構・復元されています。また城跡は舞鶴公園として開放され、武田氏館と合わせて甲府の人気観光スポットとなっています。

大和なつき

甲府城は別名舞鶴城とも呼ばれています。これは城内が鶴が舞うような優雅な姿に例えられて名付けられたと言われています!

甲府城さんぽ

甲府城10

今回は甲府駅から甲府城(舞鶴城公園)へ行きました。 甲府城は甲府駅南口からすぐの場所にあり、街中にあるため周囲を見渡すと街の建物などもあります。

画像は稲荷曲輪で今回はここから入城しました。綺麗に整備されていて緑が多く、いわるゆ城跡という雰囲気が感じられます。

付近には井戸跡がありましたが井戸の中は塞がれていました。また城壁には狭間があるのが確認できました。 

甲府城02

稲荷曲輪からは本丸のさらに奥に鎮座する天守台を仰ぎ見ることができます。石垣が重なり合うように見えるその姿は、甲府城の見どころの一つです。

また復元された稲荷櫓の前には開放的な広場があり、ベンチも設置されていました。散策の途中で気軽に腰を下ろせる場所があるのは非常に助かります。

この日はとても暑かったですが、疲れたときは休憩できるスポットがあるのはありがたいですね。 

甲府城二重の石垣

二重の石垣です。かつて石垣の解体調査を行った際、石垣の背後からさらに古い時代の石垣が姿を現しました。これによって、元の石垣を壊さずにその外側へ新しい石垣を継ぎ足し、拡張や補強を行っていたことが判明したそうです。

新旧二つの時代の石垣が重なっている様子を間近で見ることができ、甲府城が時代を経て改修・強化されてきた歴史を感じることができました。

甲府城稲荷櫓

稲荷櫓です。こちらは2004年に、江戸時代初期の姿を忠実に再現して木造復元された二重櫓です。

内部を見学したところ、城内から発掘された陶磁器や鯱瓦、建築模型など、様々な貴重な資料が展示されていました。

また入り口には100名城スタンプが置かれていたので集めている方はお見逃しないよう気をつけてください。

甲府城鍛冶曲輪

鍛冶曲輪です。現在は自由広場として整備されており、開放感のある空間が広がっています。

途中に稲荷曲輪と鍛冶曲輪をつなぐ稲荷曲輪門がありました。この門は、江戸時代に城下町の大半を焼いた享保の大火でも焼け落ちずに残り、明治時代までその姿を留めていたといわれています。

また曲輪の一角には石切場跡があり、石を切り出すための矢穴が残る石を見ることができました。城壁に使われた石垣が、まさにこの場所から切り出されていたことを実感できるスポットとなっていました。

甲府城13

遊亀橋です。お城の南側に位置しており、市街地側から城内へアクセスする際の主要な入り口の一つとなっています。

橋の上からは内堀にそびえ立つ石垣を眺めることができます。

甲府城水堀

水堀です。 城郭の南側に残る、静かな佇まいの水堀です。

かつての甲府城は三重もの堀に守られた堅固な要塞でしたが、現在、当時の姿を留める水堀は、この内堀の一部など限られた場所のみとなっています。

街の中にありながら、ここだけが江戸時代の静寂を保っているかのような雰囲気を感じることができました。

甲府城管理事務局

続いて公園管理事務所です。こちらにも100名城スタンプが置かれていました。 

稲荷櫓が休館している日や時間外でも、こちらでスタンプを押印できる場合があるため、訪問前に確認しておくと安心です。

窓口では城内の案内図が掲載されたパンフレットが配布されているほか、登城の記念となる御城印も販売されていました。

甲府城04

日本庭園です。公園管理事務所の近くにありました。

この場所はかつての鍛冶曲輪にあたりますが、現在の庭園は明治以降に公園として整備された際に造られたものです。以前は池に水が湛えられていましたが、現在はその造形を鑑賞する形となっています。

また近くには恩賜林記念館もありました。こちらにも100名城スタンプがありました。 

甲府城05

鍛冶曲輪門です。鍛冶曲輪の西側に位置する、立派な薬医門形式の門です。

この門は鍛冶曲輪と、かつて楽屋曲輪を繋いでいました。1996年に木造復元されており、当時の力強い建築様式を今に伝えています。

門をくぐって城の外へ出ると、目の前には山梨県庁があります。

甲府城06

石段です。甲府城は高低差を活かした造りになっており、こうした石段の一つひとつに要塞としての力強さを感じます。

この角度はいかにも城跡という感じがしていいですね。

甲府城07

武徳殿です。 二の丸跡にどっしりと構える入母屋造の建物です。1933年(昭和8年)に建てられたこの武道場は、国の登録有形文化財にも指定されています。

現在は山梨県警察の道場として、剣道や柔道の稽古に活用されているそうです。

甲府城内

本丸への正門・鉄門への石階段です。高く積まれた石垣の間を抜ける急峻な石段で、その先には本丸の正門である鉄門がそびえ立っています。

当時の要塞としての圧倒的な威圧感と、本丸を守るための厳重な守りを感じます。

甲府城鉄門

鉄門です。本丸の南正面に位置する甲府城の正門です。2013年に木造で復元された二重櫓門です。

その名の通りかつては扉や柱が強固な鉄板で補強されており、本丸を守る最後の砦として鉄壁の守りを誇っていました。

門をくぐると周囲を高い石垣に囲まれた桝形の空間になっており、攻め込んできた敵を四方から迎え撃つ、実戦的な城郭構造を間近に体感することができます。

甲府城本丸

本丸です。鉄門を抜けた先にある、城内で最も標高の高い場所です。

面積はそれほど広くはありませんが、周囲を高い石垣に囲まれ、現在は芝生の緑が広がる穏やかな広場となっています。かつてはここが甲府城の最高所として、城の中枢機能を果たしていました。

甲府城天守台

天守台です。本丸の北西にそびえる、城内最高所の天守台です。

急で細い石段を一歩ずつ登りきると、そこは甲府盆地を360度見渡せる素晴らしい展望スペースになっていました。

大和なつき

天守台からは市街地はもちろん、天気の良い日には富士山や南アルプス、八ヶ岳などの山々を望むことができます!

城周辺さんぽ

甲州夢小路

続いて甲州夢小路です。 こちらは甲府駅北口近くにある明治、大正、昭和初期の甲府城下町を再現した通りとなっています。

奥に見えるのは甲州夢小路のシンボルの時の鐘です。 こちらの時の鐘はボタンが設置されていて、ボタンを押すと鐘を鳴らすことができるようです。私がこの辺りを散策していたときも鐘が鳴っていたので誰か鳴らしていたようです。

甲府観光10

時の鐘から少し進むとお店が立ち並ぶエリアに入ります。

石畳の道にお店が並んでいます。飲食店や雑貨屋さんなど様々なお店があります。オープンテラスの席もあったのでそちらで飲食もすることができるようです。 

また気になったのは和カフェ黒蜜庵きなこ亭です。 黒蜜ときな粉の和洋菓子やスイーツのお店でこの日も多くのお客さんが入っていました。更に山梨名物の桔梗信玄餅も置いています。

遊亀公園付属動物園

遊亀公園付属動物園です。日本で4番目に古い歴史を持つ動物園で、コンパクトな園内には哺乳類26種、鳥類8種、ハ虫類11種の計45種の動物たちが飼育されています。

現在は全面リニューアル工事のため長期休園中ですが、地域の方々に長く愛されてきた、レトロで温かみのある雰囲気が魅力のスポットです。

甲府動物県02

トラです。暑かったのか、疲れていたのかお腹を上にして寝ていました。

その姿は可愛かったですが完全に野生を忘れたトラだなって思いました。

遊亀公園付属動物園3

ゾウです。ゾウは水浴びをしていましたが鼻を使って自分で好きな場所に水をかけていてその姿はとても豪快でした。

甲府小作

甲州ほうとうの小作です。甲府駅近くにあってメインの通り沿いにお店を構えているのでわかりやすい場所にありました。 

ほうとうと言うと山梨の郷土料理として有名ですが、こちらのお店は山梨を中心に9店舗ほど展開している名店のようです。

店内は広々としていて、テーブル席の他に座敷席も用意されていました。 小作は有名なお店なのでサイン色紙も多く飾られていました。 

甲州ほうとうの小作2

今回注文したかぼちゃのほうとうです。 こちらのお店で人気ナンバー1のほうとうになります。 

たくさんの野菜にメインのカボチャ、その他にじゃがいもなど多くの具材が入っています。面は平たく食べ応えがあり、味噌味のスープがマッチしています。

武田信玄が野戦食としても用いたと言われるほうとうです。もちろん当時と味は違うかもしれませんが、武田信玄や甲州の昔の人たちもほうとうを食べていたと思うと、こうして地域に根付いた食べ物を食べられるというのは本当に嬉しいことだなって思います。

項目内容
名称甲州ほうとう 小作 甲府駅前店
金額かぼちゃほうとう 1,400円(2024年)
所在地山梨県甲府市丸の内1-7-2
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約3分
連絡先055-233-8500
営業時間11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)
休日無休(年中無休)
見どころ山梨名物「ほうとう」の老舗店で、かぼちゃをたっぷり使った濃厚な味が特徴です。観光客にも人気で行列ができることもあります
秋月もみじ

ほうとうは味噌ベースのスープに野菜や平たく太い麺が入ってましたー。有名な郷土料理ですがやっぱり旅行に来たら地域の物食べたくなりますよね。もしかしたら信玄公もこんな感じのほうとう食べてたのかな?なんて想像しながら食べました☆

100名城スタンプと城アクセス情報

甲府城スタンプ2
100名城スタンプ設置情報
項目内容
設置場所①舞鶴城公園管理事務所
②甲府城稲荷櫓
設置時間9:00〜16:30(入館16:00まで)
休日月曜(祝日の場合翌日)・12/29〜1/3
電話番号055-227-6179
料金館内無料
備考スタンプ設置は2ヶ所です。
城へのアクセス・交通・駐車場情報
項目内容
住所山梨県甲府市丸の内1-5-4
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約5分
バス駅前から舞鶴城公園方面の市内バスあり
駐車場舞鶴城公園内駐車場あり(有料)/市営駐車場利用可
電話番号055-227-6179(舞鶴城公園管理事務所)
散策時間約30〜45分。石垣・資料館を含めるなら1時間弱ほど。
雪村ましろ

城は街中にあり、城内は平坦のため基本服装と靴は選びません。ただ城内に階段多いため段差を意識した靴がいいと思います。

まとめ

甲府城天守台からの景色

天守台からの眺めです。甲府の街と山がマッチしていてとてもいい風景ですね。 かつての城主が眺めたであろう壮大な景色を堪能できる、まさに甲府城巡りの締めくくりにふさわしい場所です。

甲府城は城の見学と同時に城に関わった人物にもとても興味が湧く城でもありました。築城主も浅野長政、幸長親子、羽柴秀勝と諸説分かれていますし、城主だった柳沢吉保も賛否が分かれる武将でもっと深く調べたいと思える人物でした。こうして城を知ると同時に関わった人物も気になってくるところも城さんぽの面白さのひとつなのかなって感じました。

また甲府城は遺構・復元された建物も多く散策し甲斐があります。更に舞鶴公園としても多くの人が訪れる場所となっていますが回るのにもちょうどいい広さとなっています。

そして周辺にも甲州夢小路や本場のほうとうが食べられるお店のあるので、機会あればぜひ訪れてみてください。

染井さくら

甲府城は二重石垣とか、石垣の奥に造られた暗渠から水を逃がす排水の仕組みとか、面白いものがたくさんあったね。でも特に天守台からの眺めは最高だったな♪

大和なつき

天守台からは甲府の街がよく見渡せたよね。関東の富士見百景に選ばれているのも納得!ちなみに天守台には元々天守閣がなくて、巨大な土台だけを築くことで徳川家康を牽制していた、なんて説もあるみたいだよ!

秋月もみじ

もみじは富士山見えるのかなって探したよ!でもでも稲荷櫓付近の石垣も面白かったな。星や鳥、魚みたいな形とか色々刻まれてて、暗号みたいでインスピレーションを刺激されたよ☆

雪村ましろ

ふふっ、それは線刻画って言って石を運んだ職人たちの印や、魔除けの意味があったって言われてるんだよ。昔の人が石に込めた想いを感じるとなんだか刺激を受けるよね。

染井さくら

甲府城も見ごたえがあってとっても楽しかったね♪甲府城の前後のお城は24番武田氏館、26番松代城となっています。お時間あれば足を運んでみてください!

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