

こんにちは、久保田城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

久保田城のワンポイントは[御隅櫓・御物頭御番所、千秋公園、佐竹義宣の城下町、石垣のない土の城]となってます!
基本情報

久保田城は秋田藩初代藩主・佐竹義宣(よしのぶ)によって築かれた城です。義宣は常陸国54万石を領した有力大名でしたが、関ヶ原の戦い後の所領再編により、出羽国秋田へ国替えとなりました。
秋田へ入部した義宣は慶長7年(1602年)頃から新たな本拠地として久保田城の築城を開始します。そして元和年間(1615~1623年)頃までに城郭と城下町の整備が進められ、以後は明治維新まで約260年にわたり秋田藩の政治・経済・文化の中心として発展しました。
そんな久保田城は明治維新後も城郭建造物の一部は残されていましたが、明治13年(1880年)の大火によって本丸御殿をはじめ多くの建物が焼失しました。現在は城跡として整備され、秋田藩佐竹氏の歴史を伝える貴重な史跡として親しまれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 秋田県秋田市千秋公園1 |
| 築城年 | 1602年着工、1615年頃完成 |
| 築城主 | 佐竹義宣 |
| 主な出来事 | 秋田藩政の中心、城下町の整備、1896年の大火で主要建物焼失、御隅櫓復元(1989年) |
| 主な城主 | 佐竹氏(秋田藩) |
| 重要遺構 | 堀、土塁、御物頭御番所(現存)、表門(復元)、御隅櫓(復元) |
| 別名 | 矢留城(やどめじょう) |

久保田城は日本100名城の9番に選ばれています。佐竹義宣は伊達政宗とは親戚としても知られています。関ヶ原の戦いでは石田三成との義理を重んじて中立的な態度を取り、その姿勢から徳川家康に律儀すぎる男と言われたことでも知られています♪
どんな城

久保田城は秋田県秋田市の中心部である神霊山(しんりょうざん・千秋山)に築かれた平山城です。本丸・二の丸・三の丸を段状に配置し、水堀や空堀、土塁を組み合わせた防御性の高い縄張りが特徴です。
久保田城は大規模な天守や石垣を設けなかったことで知られています。その理由については、財政事情や防火対策、当時の政治情勢への配慮など諸説があります。本丸北西部には御隅櫓(おすみやぐら)が建てられ、城の重要な防御拠点として機能していました。
現在城跡は千秋公園として整備されており、復元された御隅櫓や表門のほか、藩政時代から現存する御物頭御番所(おものがしらごばんしょ)を見ることができます。春は桜の名所として知られ、秋には紅葉も美しく、秋田市を代表する歴史散策スポットとなっています。

久保田城は別名「矢留城(やどめじょう)」とも呼ばれています。これはこの地がもともと「矢留の館」と呼ばれていたことに由来するともいわれていて、さらに「これからは矢を放つような戦のない世にしたい」という願いが込められたという伝承も残っています!
久保田城さんぽ

城内の様子です。千秋公園内には木々が生い茂り、城跡というより自然豊かな公園のような景観が広がっています。
整備された園路や植え込みが続き、この日も静かな空気の中をゆっくりと散策することができました。久保田城は石垣よりも土塁や自然地形を活かした城として知られていますが、園内を歩くだけでも他の近世城郭とは異なる雰囲気を感じられました。

売店です。二の丸にある売店で店内には飲み物や土産品が並び、秋田犬をモチーフにしたグッズも販売されていました。
城跡散策の途中で気軽に立ち寄ることができ、休憩や水分補給にも利用できます。見学の合間に秋田らしい土産を探したい方にも立ち寄りやすい場所となっています。

佐竹史料館です。秋田藩主・佐竹氏に関する資料を展示する施設で、建物正面には佐竹氏の家紋が掲げられています。
館前には案内板や銅像も設置されており、城跡散策と合わせて歴史に触れることができます。
また日本100名城スタンプも設置されているので集めている方はお忘れないよう気をつけてください。

鯉茶屋です。胡月池近くに建つ鯉茶屋は、緑に囲まれた落ち着いた雰囲気の休憩施設です。
館内では食事や飲み物を利用できるほか、建物前には自動販売機も設置されています。広い園路に面しているため立ち寄りやすく、歩き疲れた際の休憩場所としても利用しやすいスポットです。

八幡秋田神社です。千秋公園内にあるこの神社は久保田城を築いた佐竹氏ゆかりの神社として知られています。
鳥居をくぐると木立に囲まれた参道が続き、城跡公園とはまた違った静けさを感じられました。

時鐘です。城内に建つ時鐘は、高い櫓状の建物の上部に鐘が設置された特徴的な施設です。周囲の木々の中でも目を引く存在で、遠くからその姿を確認することができました。
現在は近代的な構造へ整備されているように見えますが、かつて城下に時を知らせた歴史を感じさせます。

表門です。本丸への入口として2001年に復元された城門で、木造ならではの重厚感があり、門をくぐると江戸時代の城内へ足を踏み入れるような気分を味わえました。
この日が暗くなり始めた時間帯でしたが、門や石段がライトアップされており、昼間とは異なる重厚な姿を見ることができました。周囲の木々に囲まれた景観との調和も美しく、階段下から見上げた雰囲気は印象的でした。

本丸です。広々とした空間が広がり、大きな松の木々が立ち並ぶ開放的な広場です。
現在は建物こそ残っていませんが、城の中心部だったことを感じさせる場所でした。

佐竹公銅像です。本丸広場の一角にある像で、銅像の周りには石玉垣も設けられていました。
本丸の中でも大きな存在感を放っていて、広場の中でも目印になりやすく、足を止めて見上げたくなるスポットです。

本丸からの眺めです。本丸の高台からは二の丸や園内の緑が見渡せて、久保田城跡の広がりを感じることができます。
眼下には園路や広場が広がり、その先には秋田市街の建物も見えました。足を止めて景色を眺めましたが、城内全体の位置関係を把握しやすい場所だと感じました。

御隅櫓(おすみやぐら)です。保田城のシンボルとして親しまれている御隅櫓は、本丸北西隅に建つ三階建ての櫓です。
現在の建物は1989年に外観復元されたもので、白壁と黒い下見板張りのコントラストが美しく、遠くからでも存在感があります。

久保田城から眺める秋田の街並みは綺麗で印象的でした。豊かな自然と歴史を感じながら散策できるので、気分転換にもぴったりのお城ですよ!
城周辺さんぽ

秋田の街並みです。川沿いの遊歩道を歩くと、水面に街の灯りが映り込み、昼間とは違った秋田の表情を楽しむことができました。
また川沿い付近には飲食店の灯りも見えます。散策しながら歩いていると、秋田の穏やかな夜の風景を感じることができました。

道の駅あきた港 ポートタワー・セリオンです。地上約100メートルの無料展望室を備えた人気観光スポットで、展望室からは日本海や秋田市街、晴れた日には男鹿半島まで見渡せます。
ポートタワーが夜空へ伸びる姿は、周囲の景色の中でもひときわ目を引きます。塔全体が明るくライトアップされており、遠くからでもその存在感を感じられました。また道の駅には物産コーナーや飲食施設もあり、食事や買い物を楽しみながらゆっくり過ごすことができます。

なまはげ館です。なまはげ館は男鹿を代表する伝統行事「なまはげ」を学べる文化施設です。
館内には150枚以上の実物のなまはげ面が展示されており、その迫力は圧巻です。隣接する男鹿真山伝承館では実際のなまはげ行事を再現した実演も行われており、男鹿ならではの民俗文化を体感できます。

ゴジラ岩です。駐車場が離れているため事前に場所を確認しておくと安心です。
看板の奥には海へ向かって突き出す大きな岩が見え、日本海らしい荒々しい景観が広がっています。夕暮れ時にはゴジラの横顔のように見えることで知られる名所です。

玉川温泉です。玉川温泉は秋田県仙北市の八幡平エリアにある全国屈指の名湯です。
pH1.2前後の強酸性泉で知られ、1か所からの湧出量は日本一を誇ります。全国から湯治客が訪れることでも有名で、湯けむりが立ち上る荒々しい景観は迫力があり、温泉好きなら一度は訪れたいスポットです。

秋田料理ちゃわん屋さんです。
比内地鶏の旨味が凝縮された特製の「きりたんぽ鍋」を味わえる人気の郷土料理店です。

きりたんぽです。土鍋の中にはきりたんぽを中心に、長ねぎやきのこ、鶏肉などがたっぷり入っていました。
熱々の出汁の中で具材が煮込まれており、湯気の立つ様子からも食欲をそそられます。香ばしいきりたんぽと出汁の旨味がよく合い体が温まる一品でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 秋田料理 ちゃわん屋 |
| 金額 | きりたんぽ鍋 1,540円(税込・2025年参考) |
| 所在地 | 秋田県秋田市大町4-2-7 |
| アクセス | 久保田城跡(千秋公園)から徒歩約15分(車で約5分) |
| 連絡先 | 018-864-5202 |
| 営業時間 | 17:00~22:00(L.O. 21:30・要確認) |
| 定休日 | 月曜日(年末年始などは営業の場合あり) |
| 見どころ | 特製の「きりたんぽ鍋」やハタハタ料理や秋田の地酒も豊富に揃っており、城巡りを終えた後のディナーとして、秋田の味覚を存分に堪能するのに最適です。 |

横手焼きそば神谷さんです。
横手焼きそば四天王にも選ばれた人気店です。

横手やきそばです。皿いっぱいに盛られた麺の上には目玉焼きがのり、横手やきそばならではの見た目が目を引きました。太めの麺にはソースがよく絡み、脇には福神漬けも添えられています。
実際に食べてみると見た目以上にボリュームがありながら、味付けは比較的まろやかで最後まで食べやすく感じました。目玉焼きを崩して麺と絡めると味わいに変化が生まれ、一皿で異なるおいしさを楽しめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 横手焼きそば神谷 |
| 金額 | 横手焼きそば 700円(2025年参考) |
| 所在地 | 秋田県横手市前郷字上三枚橋43-1 |
| アクセス | 久保田城から車で約1時間15分 |
| 連絡先 | 0182-32-6018 |
| 営業時間 | 11:00~15:00(要確認) |
| 定休日 | 不定休 |
| 見どころ | 甘めのソースと目玉焼きが特徴で、秋田を代表するご当地グルメを楽しめます。 |

横手焼きそばに、熱々のきりたんぽ鍋…どれもおいしすぎて、つい食べすぎちゃいました。 お城を歩いたあとの秋田グルメは格別でした~☆
100名城スタンプと城アクセス情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 佐竹史料館(千秋公園内) |
| 設置時間 | 9:00~16:30(時期により変更の場合あり) |
| 休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
| 電話番号 | 018-832-7892 |
| 料金 | ※押印(スタンプ利用は観覧券の購入が必要)/佐竹史料館観覧料:大人200円・高校生以下無料 |
| 備考 | スタンプは受付付近に設置されています。訪問前に最新情報をご確認ください。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 秋田県秋田市千秋公園1 |
| アクセス | JR秋田駅西口から徒歩約10分 |
| 駐車場 | 千秋公園周辺に有料駐車場あり |
| 電話番号 | 018-832-7892(佐竹史料館) |
| 散策時間 | 約60〜90分 |

久保田城は整備された平山城なので靴は選びませんが、敷地は広いので歩きやすい靴がオススメです。
まとめ

画像は御隅櫓からの眺めです。御隅櫓の展望スペースからは、千秋公園と秋田市街を一望することができます。
この日は曇り空でしたが、それでも遠くまで視界が開けており、高台に築かれた城の立地を実感できました。城跡の自然と現代の街並みを同時に眺められる印象的な景色です。
そして久保田城ですが御隅櫓・表門・本丸跡・御物頭御番所など見どころが多く、落ち着いた雰囲気の中で秋田藩の歴史をじっくり体感できるお城でした。
全国の近世城郭の多くが石垣や天守を備えるなか、久保田城は大規模な天守を設けず、土塁や堀を主体とした独自の縄張りを発達させました。現在も各所に残る土塁や堀からは、当時の城郭構造を知ることができます。
また現在は千秋公園として整備され市民や観光客の憩いの場となっていますが、春の桜や秋の紅葉など四季折々の景色を楽しめるのも魅力です。周辺には秋田温泉や男鹿半島などの観光地もあり、秋田観光の拠点としてもおすすめできます。秋田を訪れた際にぜひ立ち寄ってみてください。

久保田城を築城した佐竹義宣公は54万石の大大名から20万石余りへの移封が大変だったと思うけど、新しい土地で藩づくりを進めたのは本当にすごいよね♪

義宣公がお城だけじゃなくて町づくりまで頑張ったなんて素敵だね、こうした歴史が今の秋田の発展にも繋がってるんだね!そういえば秋田といえば秋田犬だよね、あの犬かわいいよね!

秋田犬は日本犬で唯一の大型犬なんだよね、それに渋谷駅で有名な忠犬ハチ公も秋田犬なんだよね☆

もみじちゃん物知りさんだね♪それにしても久保田城は歴史の奥深さと自然の美しさを一緒に楽しめる素敵なお城だったな。

ホント素敵なお城だったね、季節ごとに違った表情を見せてくれるから次はまた別の季節に来たいね♪久保田城の前後のお城は8番の仙台城、10番の山形城となっています。お時間あれば足を運んでみてください♪

