修正案です。チェックお願いします


こんにちは、松前城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

松前城のワンポイントは[天守閣、搦手二ノ門、松前藩屋敷、桜の名所]となってます!
基本情報

松前城は1854年、時の松前藩主・松前崇広によって、幕末の外国船に対する警備強化のため築かれました。
松前氏はアイヌとの独占的な交易権を持つ特殊な武家であり、北前船の寄港地としても栄えた、蝦夷地の歴史を語るうえで欠かせない家柄です。
城と戦に関するエピソードとしては、明治元年(1868年)の箱館戦争が有名です。
築城主・崇広の死後、時代に翻弄された若き藩主・松前徳廣の代に、土方歳三率いる旧幕府軍の攻撃を受けました。
この際、松前城は海への備えは万全でしたが、陸側からの防御が手薄だった隙を突かれ、わずか数時間で落城したという悲劇の歴史を持っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 北海道松前郡松前町松城144 |
| 築城年 | 1854年(安政元年)完成 |
| 築城主 | 松前崇広(まつまえ たかひろ) |
| 主な出来事 | 北方警備の拠点、箱館戦争での落城、1949年の天守焼失 |
| 主な城主 | 松前氏(代々の松前藩主) |
| 重要遺構 | 三重櫓(天守閣)、本丸御門(重要文化財)、本丸御殿表御殿玄関、石垣、土塁、堀 |
| 別名 | 福山城(ふくやまじょう) |

松前城は日本100名城の3番に選ばれてます。北海道で唯一の天守閣もあり、三重三階の造りで、白壁に黒い屋根が映える端正な姿はまさに北の地に咲く白亜の花のようです♪
どんな城

松前城は北海道松前郡にある平山城で、日本で最後に築かれた本格的な日本式城郭(近世城郭)です。
最大の特徴は津軽海峡に面した地形を活かし、海に向かって複数の砲台を備えた海防特化型の構造である点です。
現在は城跡周辺が松前公園として整備されていて日本さくら名所100選にも選ばれた桜の撮影スポットとして人気を博しています。
遺構としては再建された天守(資料館)に加え、幕末の戦火や昭和の火災を奇跡的に免れた「本丸御門」などが現存していて、国指定重要文化財として当時の威容を今に伝えています。

松前城は地名に由来して、別名「福山城」とも呼ばれています。松前藩は石高を持たない無石高大名でしたが、お米の代わりに幕府から交易権を認められ、その収益で運営していたという大変珍しい藩なんです!
松前城さんぽ

今回は松前城へ車で行きました。駐車場は隣の松前町役場にあり無料でした。
天神坂から城内へ向かいます。天神坂の階段は割と勾配がありますが、それほど長い階段ではないのでスムーズに登ることができました。
ちなみに周囲に石垣もありますが、松前城の石垣には戦のときの銃や槍の跡も残されているようです。

天神坂門です。かつてはこの門が城の北側を守る重要な拠点となっていました。
この門は1900年に一度焼失しており、現在のものは昭和に入ってから復元されたものです。しかし土台となる石垣は当時のまま残っており、新旧の歴史が混ざり合った貴重な遺構といえます。
ちなみに天神坂の名前の由来は、この門のすぐ近くに学問の神様である菅原道真を祀った天満宮(天神様)があったことからこの名前になったと言われています。

広場です。天神坂門を抜けた先で、こちらは番所などがあった場所のようです。位置的には二の丸の外側となっています。
広場には松前徳廣(まつまえのりひと)のポップがありました。松前徳廣は江戸後期の大名で、こうしてポップがあるということは松前城では一番の推し人物なのかなって思いました。ちなみに松前徳廣のキャッチフレーズは時代に翻弄された若年大名となっていました。

水堀です。淡水化されていますが、築城当時は津軽海峡の水を一部引き込んだ堀で、かつての海防要塞としての側面を物語っています。
石垣は切込接で築かれていて、幕末の最新技術が投入されたことを感じられました。

木橋です。こちらの木橋が二の丸、本丸へと続く橋となっています。現在の橋は復元されたものとなっています。
この橋は敵の侵入を防ぐために落とし橋にしたり、橋の先を枡形にして侵入した敵を三方から攻撃できるように設計されていました。
ちなみにこの橋から水堀を見下ろすと海水を引き込んでいた名残を感じる水面の揺らぎや、石垣の反りの美しさを観察することができます。

搦手二の門です。こちらを抜けると二の丸方面へ行くことができます。この門は以前焼失していたようですが復元工事によって往時の姿が蘇っています。
また搦手門付近の石垣では表面が白っぽく削れたようになっている部分がありますが、これは箱館戦争時についた傷のようです。

本丸です。周辺にある本丸御門は築城当時(1854年)の姿を留める現存遺構で、国の重要文化財に指定されています。
本丸御門は箱館戦争の戦火も1949年の天守焼失時の火災も免れた非常に貴重な門となっています。
ちなみに松前城は本来は福山城とも呼ばれていますが、広島県の福山城とは関係ありません。

三重櫓です。こちらは天守として築かれましたが、当時の幕府への配慮や政治情勢から天守の名を避け、あえて櫓と称して届け出をしたという経緯があります。
現在松前城資料館となっていて松前城で一番の観光スポットになっているかと思います。
この日は残念ながら閉まっていたので入ることはできませんでしたが、開館時は施設を見学することができます。ちなみにここに100名城スタンプが置いてあり、スタンプは押すことはできました。
尚、三重櫓に隣接するように多門櫓跡もありました。

三重櫓の前の通りです。この道は松前神社やお寺、松前藩屋敷方面に繋がっています。
また松前城は桜の名所としても知られ、春になると城郭一帯に桜が咲き誇り、北海道屈指の花見スポットになります。

観光案内所です。こちらも三重櫓の傍にありました。しかし残念ながら施設は閉まっていました。
観光案内所ではお城の情報や周辺観光の情報を知ることができるのでよく立ち寄ります。ちなみに松前の名物としては松前漬けやあわびがあります。

桜資料館です。松前公園には250種1万本の桜が植えられていますが、それらについての資料などを確認することができます。
また近くには桜見本園もあって、さくらまつりを彩る多種多様な桜を間近に観察できます。

土塁です。ちょっと確認しずらいかもしれませんが画像の右側が土塁になっていました。
城の防御というと石垣のイメージが強いですが、幕末に作られた城は外国の大砲を想定した守りを考えていたため、砲弾の衝撃を吸収する土塁も築いていました。

光善寺です。城内にある寺院で松前藩主の菩提寺です。歴史的価値の高い文化財を多く所有しています。
また桜のまつわる伝説の残る血脈桜という桜があります。美しい花を咲かせるこの老木には、かつて桜の精が美しい娘の姿となり、自身の命を繋ぐために僧侶から血脈(極楽浄土へ行けるという証)を授かったという、幻想的な伝説が伝わっています。

松前藩屋敷です。こちらは城下町を再現したテーマパークのようになっています。
残念ながらこの日施設はやっていませんでしたが、無料で見学だけはすることができるとのことだったので施設内を見学させてもらいました。
位置関係的にこの辺りが三の丸になるようです。

施設内です。橋があるこのスポットはかなりいい感じだなって思いました。周囲の街並みと相まってまさに時代劇のロケ地のような風情です。
またこうして歩いていると今にも向こうから侍や町娘が歩いてきそうなほど再現度が高く、自分が歴史のワンシーンに入り込んだような錯覚を覚えます。
他にも敷地内には旅館(越後屋)や蝦夷地に出入りする人たちなどをあらためて徴税する沖の口奉行所がありました。
また民家もありました。この当時の民家は平屋が並んでいて、一家族二畳程度の長屋が主だったようです。

自身番小屋です。高く木が組まれている自身番小屋は本来交番の役割があったようです。ただ海岸で風の強い松前は火事が大敵で、火の見番所としても機能していたようです。
確かに時代劇でも火災の際に木で組まれた見張り台みたいなところで纏を振っているイメージがあります。そう思うとここはいかにも火の見番所って感じがしますね。

松前城の水堀は風のない日には水面に天守や石垣がきれいに映り込みます。特に桜の時期は水面に散った花びらが広がる花筏(はないかだ)と水堀のコントラストが絶景となることでも有名です!
城周辺さんぽ

続いて城周辺さんぽです。画像は白神岬で、松前町にある北海道最南端の岬です。
ここから青森県の竜飛岬まで19kmほどとなっています。
白神岬は車を何台か止めることができますがトイレなどはなく、道路の休憩スポットのような場所となっています。

白神岬からの眺めです。海が広がる絶景で、遠くに陸地が見えますが、おそらくあれが青森県なんだろうなって思いました。
後で地図で位置関係を確認しましたが、北海道から青森を見たと思うとなんだか凄いですよね。機会あれば今度は青森から北海道を見てみたいです。
ここや近くにある白神岬展望広場は渡り鳥の休憩地ともなっていて、バードウォッチングをするのにも最適なようです。

道の駅北前船松前です。こちらは松前城や城下町通りの近くにある道の駅となっています。
この開放感あふれる海の景色を眺めると、松前が海の関所として栄えた理由が改めて実感できる気がします。

道の駅の中の様子です。中は広々としていてお土産などが置いてあります。
また食堂も併設されており、一番の人気はやはり地元の海で獲れた新鮮な海鮮メニューのようでした。
更にテラス席もありました。このときは天気がよかったんですが、こういう天気のいい日はこのテラス席でのんびりしたり食事を取ったりできると最高だなって思いました。

レストラン矢野です。ホテルに併設されているレストランで、海苔をふんだんに使った海苔だんだん弁当が食べたかったのですが、この時は営業時間とタイミングが合わずに食べることができませんでした。
また周辺は城下町通りとなっていて、かつての城下町の雰囲気を感じることができました。

今回は時間がなくてご飯食べられませんでした…。次はレストラン矢野さんで、松前産の岩海苔をふんだんに使った名物「海苔だんだん弁当」が絶対に食べたいです☆
100名城スタンプと城アクセス情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 天守閣 |
| 設置時間 | 4/10〜12/10 9:00〜17:00(最終入館16:30)※冬期休館 12/11〜4/9 |
| 休日 | 冬期休館 12/11〜4/9 |
| 電話番号 | 0139-42-2216 |
| 料金 | 資料館入館料:大人(高校生以上)360円・小中学生240円(10名以上団体:大人290円・小人190円) |
| 備考 | スタンプ設置は1ヶ所です。※冬期閉館中(12/11〜4/9)は、松前町町民総合センター(体育館事務室)にてスタンプの押印が可能です。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 北海道松前郡松前町字松城144番地 |
| アクセス | JR木古内駅から函館バス松前行き → 「松城」下車 徒歩約10分 |
| バス | 木古内駅/函館方面からバスで松前町中心部へ |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| 電話番号 | 0139-42-2216(松前城管理事務所) |
| 散策時間 | 約30〜45分が目安。本丸・天守を中心に観覧する場合に適した時間です。 |

松前城は整備されていますが海沿いの風が少し強いので、春でも羽織れる上着があると安心です。道は整備されているので靴は選びませんが城下町も含めて見て回ると少し広さもあるので歩きやすい靴がおすすめです。
まとめ

画像は天守閣です。松前城は天守閣が天守と名乗れなかった珍しい城だったので、締めをこの画像にしてみました。
さて松前城さんぽですが、松前城は五稜郭のような洋式要塞とは対照的に、北海道において最後に築かれた唯一の本格的な日本式城郭として、非常に大きな価値があると感じました。
北海道は広いですが、そのスケール感の中では五稜郭とも比較的近く、箱館戦争の舞台や新選組ゆかりの地として、あわせて巡っておきたい重要な場所だと思います。城内には戦の際の銃弾の跡(弾痕)が残されていたり、当時の土塁が現存していたりと、歴史の痕跡を自分で発見するのもこの城ならではの魅力です。
また城下へ目を向ければ、白神岬や道の駅・北前船松前など、ぜひ立ち寄りたいスポットが目白押しです。白神岬から対岸に見える本州の陸地を眺めていると、ここが北海道の最南端なんだと改めて感慨深く、あとで地図を見て位置関係を確認してしまったほどでした。
そして忘れてはならないのが、桜の里と呼ばれるほどの圧巻の景観です。次回はぜひ一万本の桜が満開になる春の季節にこの地を訪れてみたいと思います。

松前城は静寂の中にもお城の雰囲気をしっかり感じることができるいい場所だったね!それに1万本の桜は早咲き、中咲き、遅咲きと種類が豊富で、1ヶ月近くにわたって桜が楽しめるんだって!凄いよね♪

日本で一番長くお花見が楽しめる町だね!松前藩屋敷もよかったよね、江戸の街並みが再現されててまるで時代劇の世界に入り込んだような感覚になったよ!

うんうん、わかる!松前藩屋敷には越後屋さんもあったけど、越後屋さんって聞くと、どうしても「お主も悪よの~越後屋」みたいなイメージあるよね(笑)

ふふっ、必殺仕事人の悪代官がいいそうなセリフだね!このお城は松前徳廣にゆかりのあるお城だけど、彼は若くして病に倒れた悲劇の藩主っていうイメージが強いよね。でも書が巧みだったと言われてるみたいだから、次は天守内部の徳廣の作品を見てみたいな。

そうだね、次は天守内の資料館にも寄りたいね!松前城の前後のお城は2番五稜郭、4番弘前城となっています。お時間あれば足を運んでみてください♪
▼北海道・東北の城をめぐる
北海道
1. 根室半島チャシ跡群 /
2. 五稜郭 /
3. 松前城
青森県
4. 弘前城 /
5. 根城
岩手県
6. 盛岡城
宮城県
7. 多賀城 /
8. 仙台城
秋田県
9. 久保田城
山形県
10. 山形城
福島県
11. 二本松城 /
12. 鶴ヶ城 /
13. 白河小峰城

