

こんにちは、二本松城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

二本松城のワンポイントは[箕輪門と本丸石垣、二本松少年隊、霞ヶ城公園、高低差のある平山城]となってます!
基本情報

二本松城は室町時代前半に畠山氏によって築城されました。その後伊達氏・蒲生氏・加藤氏などが城主を務めながら城郭の整備が進められました。
そして江戸時代の正保元年(1644年)に丹羽光重(にわ みつしげ)が入城し、以後は明治維新まで約220年にわたり丹羽氏の居城として二本松藩を治めました。丹羽氏は織田信長の重臣として知られる丹羽長秀を祖とする名門大名です。
二本松城の歴史で特に知られているのが幕末の戊辰戦争です。奥羽越列藩同盟に加わった二本松藩は新政府軍と激しく戦い、最終的に落城しました。この際に出陣した12歳から17歳の少年たちによる「二本松少年隊」の悲劇は、現在も語り継がれています。画像の城入り口には二本松少年隊の群像が設置されていることが確認できます。
現在は国指定史跡として保存され、「霞ヶ城公園」の名称で親しまれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 福島県二本松市郭内3-290 |
| 築城年 | 14世紀中頃(起源)、17世紀中頃に丹羽氏が改築 |
| 築城主 | 畠山氏、丹羽光重 |
| 主な出来事 | 丹羽氏の居城、戊辰戦争での激戦と落城、二本松少年隊の悲話 |
| 主な城主 | 丹羽氏(二本松藩10万石) |
| 重要遺構 | 本丸跡、天守台、箕輪門(復元)、亀甲積み石垣、少年隊群像 |
| 別名 | 霞ヶ城(かすみがじょう) |

二本松城は日本100名城の11番に選ばれています。二本松少年隊は白虎隊ほど知名度は高くありませんが、東北地方では白虎隊と並び称される幕末の少年部隊として知られています。
どんな城

二本松城は福島県二本松市にある、標高約345mの白旗ヶ峰を利用して築かれた平山城です。山頂部に本丸、中腹に二の丸、山麓に三の丸を配置する立体的な縄張りが特徴で、高低差を活かした防御性の高い城郭として知られています。
この城の大きな見どころは各所に残る石垣です。特に本丸を支える大石垣は迫力があり、山城らしい力強い景観を生み出しています。時代ごとに積み方の異なる石垣も見られ、城郭整備の変遷を知ることができます。
また山麓には木造復元された箕輪門が建ち、二本松城を代表する景観となっています。現在は霞ヶ城公園として整備されており、春は桜の名所、秋は二本松の菊人形会場としても知られています。四季折々の景観を楽しみながら歴史ある城郭を散策できるのが魅力です。

二本松城は別名「霞ヶ城(かすみがじょう)」とも呼ばれています。由来は春になると桜が咲き誇って、お城全体が霞に包まれたように見えることから名付けられたと言われています!
二本松城さんぽ

箕輪門です。巨石が積み上げられた石垣の間に、重厚な木材で造られた箕輪門がそびえています。
上部には白壁の櫓が載り門全体に堅固な雰囲気が漂っていました。実際に門の前へ立つと石垣の大きさも際立ち、ここを突破することの難しさを想像させます。
門をくぐるだけでも城郭らしい緊張感があり、二本松城を代表する景観の一つとして印象に残りました。

霞ヶ城公園内です。木々に囲まれた園路の先には、緩やかな石段や苔むした斜面が続いています。
脇には細い水路が流れ、城跡でありながら自然豊かな山歩きのような雰囲気がありました。

三の丸です。広々とした平坦な空間の中央では、工事が進められていました。
完成後にもし休憩施設などが整備されれば散策途中の立ち寄り場所として重宝されそうだなと感じました。

霞池です。藤棚のような木組みの先には、池一面に広がる睡蓮の葉と静かな水面が広がっていました。
周囲には手入れされた植栽や木々が配置され、日本庭園を思わせる落ち着いた景観です。
曇り空の下でもしっとりとした風情があり、思わず足を止めて眺めてしまいました。晴れた日の景色も気になりますが、この日の霞がかった空模様も「霞ヶ城」の名を連想させる印象的な風景でした。

洗心亭です。木々に囲まれた場所に建つ洗心亭は、黒みがかった板張りの外壁と落ち着いた屋根が印象的な木造建築です。
内部へ入ることはできませんが、外観を眺めるだけでも当時の建築の雰囲気を感じ取ることができます。

傘マツです。木製ベンチの奥には、無数の支柱によって枝を支えられた巨大な松が広がっています。
傘を開いたような独特の樹形は遠くからでも目を引き、近づくと想像以上の大きさに驚かされました。長い年月を重ねてきた松の存在感を感じられる風景でした。

天守台です。林の中を進んでいくと、木々の間から巨大な天守台石垣が姿を現します。
砂利道の先に突然現れる景観は印象的で、足を止めて見上げてしまいました。
周囲の緑と重厚な石垣が織りなす景色には独特の雰囲気があり、まるで映画のワンシーンのようです。天守台へ向かう道のりも含めて、二本松城らしい山城の魅力を感じられる場所でした。

天守台石垣です。高く積み上げられた天守台石垣は、近くで見ると一つひとつの石の大きさや積み方がよく分かります。
角部分には大きな石が整然と配置されており、見上げると迫力十分でした。
重機のない時代にこれほどの石垣を築いたことを思うと、当時の技術力の高さにも自然と関心が向く景観でした。

本丸です。石段を上った先には、本丸跡の平坦な空間が広がっています。現在はベンチが設置されており、建物などの遺構は見当たりませんでした。
本丸としてはややコンパクトな印象ですが、その分周囲の景色をゆっくり眺めることができます。城の中心部だった場所に立ちながら、かつてどのような建物が建っていたのか想像を巡らせたくなる空間でした。

二本松城は本丸まで自然も感じられる平山城らしい道のりでしたが、険しい道ではないので散策にちょうどいいかなと思いました!
城周辺さんぽ

大隣寺です。二本松藩主・丹羽家の菩提寺として創建された曹洞宗のお寺です。
歴代藩主の墓所や二本松少年隊の供養塔があり、戊辰戦争の歴史を今に伝えています。

大隣寺本堂です。長い石段を登り切ると、重厚な屋根を持つ木造の本堂が姿を現します。正面には大きなしめ縄が掲げられ、軒下には細やかな彫刻も施されていました。
春にはしだれ桜が美しく咲き、歴史散策と花見を同時に楽しめるスポットとして親しまれています。

二本松神社です。この神社は二本松藩主・丹羽家と城下町の人々を守ってきた総鎮守です。
歴史ある社殿や石段の参道が見どころで、毎年10月には日本三大提灯祭の一つ「二本松の提灯祭り」が開催されます。二本松城とあわせて訪れれば、城下町の歴史と文化をより深く知ることができるかと思います。

少年隊像です。二本松駅前に建てられている像で刀を構えて前へ踏み出す若武者は躍動感があります。
城内に設置された二本松少年隊の群像と合わせて見学すると、より感慨深い気持ちになります。

二本松歴史館です。二本松城や二本松藩、二本松少年隊の歴史を映像や展示資料で分かりやすく学ぶことができ、城巡りの前後に立ち寄ると理解がより深まります。
日本100名城スタンプもこちらにあるのでスタンプを集めている方はお忘れないよう気をつけてください。

若武者ラーメンです。若武者は二本松市の中でも人気ラーメン店です。
鶏の旨味を凝縮した塩鶏中華そばや濃厚鶏白湯ラーメンが人気です。二本松駅から徒歩圏内にあり、二本松城観光とあわせて立ち寄りやすいグルメスポットです。

ラーメンです。透き通った黄金色のスープが注がれ、鶏肉のチャーシューやナルト、青菜、刻みネギが彩りよく盛り付けられていました。
見た目も綺麗で、運ばれてきた瞬間から食欲をそそります。実際にいただくとスープはあっさりとして飲みやすく、最後まで飽きることなく食べ進められました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 麺処若武者 本店 |
| 金額 | 特濃烏雞白湯 950円(2025年参考) |
| 所在地 | 福島県二本松市本町2-3-1 |
| アクセス | 二本松城から徒歩約15分 |
| 連絡先 | 0243-22-2313 |
| 営業時間 | 11:00~15:00、17:30~20:30(土日祝は通し営業・要確認) |
| 定休日 | 火曜日(祝日の場合は営業) |
| 見どころ | 福島県を代表する人気ラーメン店です。濃厚な烏骨鶏白湯スープと地鶏の旨みを存分に楽しめます。 |

若武者さんのラーメンは本当においしかったです~♪鶏の旨味がたっぷりなのに後味はすっきりしていて、お城散策のあとにぴったりの一杯でした~☆
100名城スタンプと城アクセス情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 二本松歴史資料館 |
| 設置時間 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
| 休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始 |
| 電話番号 | 0243-23-3910 |
| 料金 | ※押印(スタンプ利用は観覧券の購入が必要)/資料館入館料:大人200円 |
| 備考 | 戊辰戦争や二本松少年隊に関する資料も見学できます。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 福島県二本松市郭内3-290(霞ヶ城公園) |
| アクセス | JR二本松駅から徒歩約20分 |
| 駐車場 | 霞ヶ城公園内に無料駐車場あり |
| 電話番号 | 0243-22-1111(二本松市役所) |
| 散策時間 | 約60〜120分 |

二本松城は本丸まで高低差があり、石段や坂道も続くため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。本丸跡からの眺望は素晴らしく、時間に余裕を持ってゆっくり散策すると城郭の魅力をより楽しめます。
まとめ

画像は展望台からの景色です。展望台からは深い緑の森と山並みが遠くまで続き、雄大な自然を一望できます。
実際に立ってみると開放感があり、かつての城主たちも同じような景色を見ていたのだろうかと歴史に思いを馳せることができました。
さて二本松城ですが東北屈指の平山城と呼ばれる理由を体感できました。箕輪門から本丸跡へ向かう道中には立派な石垣や曲輪が次々と現れ、城全体が丘陵地の地形を巧みに利用して築かれていることがよく分かります。本丸跡から眺める景色も素晴らしく、二本松の城下町や安達太良山を一望できました。
また城内を歩いていると戊辰戦争や二本松少年隊の歴史にも自然と触れることができ、単なる城郭見学だけではない歴史の重みを感じられます。特に少年隊ゆかりの史跡を訪れると、幕末の激戦地だったことを実感しました。
現在は霞ヶ城公園として整備されており、広々とした園内は散策にも最適です。周辺には二本松歴史館や大隣寺、二本松神社など歴史スポットも点在していて、人気ラーメン店若武者などもあります。歴史・自然・グルメを楽しめる二本松城は二本松市に来た際はぜひ立ち寄ってみてください。

二本松城は歴史の重みと綺麗な景色の両方を楽しめる素敵なお城だったね。とくに展望台からの景色は自然の迫力も感じることができて素晴らしかったな♪

本丸までの道中も山登り感覚を味わえるし楽しかったな!それに石垣や箕輪門も迫力があって、歩きながらたくさん写真を撮っちゃった!

そういえば二本松市は全国有数の菊の産地で、菊の城下町の愛称があるんだって。今度シーズンに来てスケッチしたいな☆

その時期にも来てみたいね!それにしても二本松城は戊辰戦争や二本松少年隊の歴史を今に伝える貴重なお城だったよね。城跡を歩くことで当時の出来事をより身近に感じることができたな。

そうだね、二本松城は歴史に思いを馳せる場所だったね。また別のシーズンにも来てみたいね!二本松城の前後のお城は10番山形城、12番鶴ヶ城となっています。お時間あれば足を運んでみてください♪

