

こんにちは、山形城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

山形城のワンポイントは[二の丸東大手門、霞城公園、最上義光の57万石、東北最大級の平城]となってます!
基本情報

山形城は室町時代の延文元年(1356年)に奥羽地方を治めるために派遣された斯波兼頼(しば かねより)によって築かれたと伝わる城です。兼頼は後の最上氏の祖となり、山形城は最上氏の本拠として発展しました。その後戦国時代に第11代当主・最上義光(もがみ よしあき)によって大規模な近世城郭へと改修されます。
そんな義光は関ヶ原の戦いに関連する慶長出羽合戦で徳川方として活躍し、最盛期には57万石を領する東北有数の大名となりました。その勢力拡大にあわせて山形城も整備され、山形藩の政治・経済・軍事の中心として繁栄します。
しかし義光の死後、最上家はお家騒動によって領地を没収され、大名家として断絶しました。その後は鳥居氏や保科氏など複数の大名が城主を務めながら幕末を迎えます。明治維新後に廃城となりましたが、現在は国指定史跡「霞城公園」として整備され、山形市を代表する歴史遺産として親しまれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 山形県山形市霞城町3 |
| 築城年 | 14世紀中頃(斯波氏)、16世紀末に最上義光が大規模拡張 |
| 築城主 | 斯波兼頼、最上義光 |
| 主な出来事 | 最上義光による大拡張、最上氏改易、明治期の廃城 |
| 主な城主 | 最上氏、鳥居氏、保科氏、松平氏など |
| 重要遺構 | 二の丸堀、土塁、本丸一文字門(復元)、二の丸東大手門(復元) |
| 別名 | 霞城(かじょう) |

山形城は日本100名城の10番に選ばれています。山形繁栄の立役者である最上義光は伊達政宗の親戚でもあります。伊達政宗の母・義姫の兄なので政宗の伯父となっています♪
どんな城

山形城は山形盆地の中央部に築かれた平城です。本丸を中心に二の丸・三の丸を同心円状に配置した輪郭式の縄張りを持ち、三重の堀と広大な曲輪を備える東北地方を代表する大規模城郭として知られています。
この城の大きな特徴は広大な城郭で東京ドーム約24個分、日本第5位の広さとも言われています。またそうした広さを持ちながらも石垣の使用が比較的少なく、水堀と土塁を主体として築かれています。現在も残る広い水堀や土塁群からは、当時の城郭規模の大きさを実感できます。
また城内では木造で復元された二の丸東大手門や本丸一文字門が人気の見学スポットです。迫力ある内枡形構造を通りながら散策すると、最上義光が整備した巨大城郭のスケールを感じることができます。さらに現在は桜の名所としても知られており、春には多くの花見客で賑わいます。

山形城は別名「霞城(かじょう)」とも呼ばれています。由来には諸説ありますが、関ヶ原の戦いと同じ頃に起きた長谷堂城の戦いの際、霞に包まれて城が見えなかったことに由来するという伝承も残っています!
山形城さんぽ

城内入口です。広々とした石畳の通路の先に、白壁の櫓と重厚な瓦屋根の門が並び、いかにも城の入口らしい風景が広がっています。
見通しの良い構図が印象的で、実際に歩いて近づくと、これから城内を巡るという高揚感が自然と湧いてきます。
また青空と白壁のコントラストも美しく、散策のスタート地点として記念撮影にも向いている場所でした。

水堀です。幅広い水堀に沿って、高く積まれた石垣と長く続く白壁が広がっています。堀際には木々が茂り、水面に映る景色も印象的でした。
また近くで眺めると石垣の規模は想像以上で、山形城の大きさを実感できます。
実際に歩いてみると防御施設としての役割を感じると同時に、自然と城郭が調和した美しい景観を楽しむことができました。

二の丸東大手門です。山形城の正門にあたる重要な城門で、現在は往時の姿を再現した復元門として公開されています。
白壁と木組みが美しい高麗門は存在感があり、広大な水堀とともに山形城らしい景観をつくり出しています。
また門をくぐると四方を高い石垣と白壁に囲まれた広い桝形空間が現れます。周囲の石垣を見上げると迫力があり、実際に歩いてみると周囲を囲まれている感覚が強く、城郭らしい緊張感を味わえます。

東大手門櫓です。二の丸東大手門の両脇に建つ櫓で、山形城を代表する復元建造物として親しまれています。
白壁と黒板張りの落ち着いた外観は風格があり、石階段も雰囲気がいいです。櫓内には展示品もあり山形城の歴史も知ることができます。

内堀です。広々とした芝生広場の奥に、なだらかな土塁や石段、長く続く白壁が並び、開放感のある景観が広がっています。
芝生の緑と白壁のコントラストも美しく、水のない内堀跡を含めた地形の起伏がよく分かります。霞城公園らしい穏やかな雰囲気の中で城郭の痕跡を感じられる場所でした。

最上義光騎馬像です。前足を高く上げた馬上の姿は迫力があり、青空を背景にするとさらに存在感が際立って見えます。
この像は前足を高く上げていますが、後脚の2本だけで数十トンのバランスを支えているようです。彫刻・構造計算の面でも全国屈指の傑作で、この像の前で写真を撮るだけでも城巡りの大きなハイライトになるかと思います。
ちなみに最上義光は謀略に長けた出羽の狐というダークな印象を持つ人も多いかもしれません。ただ実際は妹と娘を愛した不器用な猛将で、豊臣秀吉の命によって僅か15歳で処刑された愛娘・駒姫の悲劇には、悲嘆のあまり倒れ込んだと伝わっています。実際は冷徹な謀将というより、身内への情に厚い人物だったようです。

霞城公園内です。木々に囲まれた園路は緩やかに続き、周囲には夏草や石垣が広がっています。
歩いていると木陰を抜ける風が心地よく、自然を感じながらゆったり散策できました。

石垣の刻印です。大きな石の表面には、縦横に刻まれた線状の刻印がはっきりと残っています。
近くで見ると想像以上に深く刻まれており、長い年月を経ても形が失われていないことに驚かされました。
案内板によると石垣築造に関わる目印として残されたものとされており、石そのものから歴史の重みが伝わってくるようでした。

本丸一文字門です。山形城本丸の入口にあたる復元門で、二の丸東大手門と並ぶ山形城の代表的な建造物として知られています。
白壁と木造の落ち着いた外観は風格があり、本丸へ向かう導線上でひときわ存在感を放っていました。

郷土館(旧済生館本館)です。明治11年(1878年)に建てられた擬洋風建築で、かつては病院として使用されていました。
円形の独特な外観はひときわ目を引き、城郭内にありながら洋風建築を楽しめる珍しいスポットとなっています。

郷土館展示品です。館内には写真資料やパネル展示、ガラスケースに収められた展示品が整然と並んでいます。
窓から差し込む自然光が室内を明るく照らし、落ち着いた雰囲気の中で見学することができました。

郷土館内です。中庭を囲むように木製の回廊が続き、青く彩られた手すりやアーチ状の意匠が印象的でした。
中央には庭石や植え込みが配置されており、建物と庭園が調和した美しい空間が広がっています。
実際に歩いてみると木造建築ならではの温かみが感じられ、当時の雰囲気を想像しながら見学できました。また館内で見かけたステンドグラスも印象に残る見どころの一つでした。

山形城は天守閣を持たない超巨大城郭ですが義光はあえて天守閣を築きませんでした。これは「民の負担を減らすため」「徳川家康への遠慮」など諸説ありますが、御殿を中心とした実戦的かつ実務的な城構えは、義光の堅実な性格を表しているともいえるのかなと感じました!
城周辺さんぽ

最上義光歴史館です。山形城へ行くまでは最上義光についてあまり詳しくありませんでしたが、城内の騎馬像と歴史館を合わせて見学することで、その人物像に興味を持つきっかけになりました。
歴史館の周囲も整備されており、散策しながらゆっくり眺めることができます。山形城巡りと合わせて立ち寄りたい施設かと思います。

豊烈神社です。山形城付近にある神社で、山形藩の名君として知られる最上義光を主祭神として祀っています。
鳥居の先には木々に囲まれた境内が続き、歩いて進むと自然と気持ちが落ち着いてきます。参拝もさせていただきましたが、城跡散策の途中で立ち寄るのにちょうど良い場所でした。

米沢道の駅です。米沢牛や地酒、さくらんぼ関連商品など山形を代表する特産品が集まる人気の道の駅です。
館内には農産物直売所やフードコート、レストラン、観光案内所があり、米沢観光の情報収集にも便利です。
道の駅では米沢牛の串焼きもいただきましたが肉の旨みが印象に残る一品でした。

蔵王です。スキー場として有名ですが、夏は豊かな自然や雄大な景色を楽しめる観光スポットとしても人気があります。
リフトを利用して周辺を散策することもでき、冬のゲレンデとは異なる蔵王の魅力を感じられます。
実際にこの場に立つと爽やかな風が吹き抜け、夏ならではの心地よさがありました。遠くまで見渡せる景観は雄大で、自然の大きさを改めて実感できる場所でした。

蔵王の景色です。木々に囲まれた湖は鮮やかな青緑色をしており、静かな水面が周囲の森を映し出しています。
近くで眺めると透明感のある色合いがより際立ち、その幻想的な景色に思わず足を止めてしまいました。湖と山の自然に包まれながら景色を眺めていると、心がゆっくりと落ち着いていくようでした。

銀山温泉です。澄んだ川の両岸には木造の温泉旅館が立ち並び、橋や街並みと一体になった風情ある景観が広がっています。
実際に歩いてみると多くの観光客で賑わっており、その人気ぶりを実感しました。
SNSで見て気になっていましたが、現地で眺める景色は想像以上の美しさでした。冬の雪景色で有名な温泉街ですが、季節ごとに異なる表情が楽しめそうで、何度でも訪れてみたくなる魅力を感じました。

麺や丸文です。ラーメン消費量が日本一の山形県の中でも人気のお店となっています。
この日も多くのお客さんが訪れていました。

丸文のラーメンです。透明感のあるスープのラーメンには大きなチャーシューや煮卵が盛り付けられ、見た目にも食欲をそそります。隣には香ばしい炒飯が添えられ、ボリューム感も十分でした。
実際にいただくとスープはすっきりとして飲みやすく、麺との相性も良好です。炒飯も程よい味付けで、ラーメンと一緒に食べると箸が進みました。散策後の食事として満足感の高い一杯でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 麺辰 |
| 金額 | 中華そば 800円(2025年参考) |
| 所在地 | 山形県山形市あかねヶ丘1-17-23 |
| アクセス | 山形城から車で約15分 |
| 連絡先 | 023-644-2325 |
| 営業時間 | 11:30~14:30、17:30~21:00(要確認) |
| 定休日 | 月曜日 |
| 見どころ | 魚介と動物系を合わせたダブルスープが人気で、山形ラーメンの新しい魅力を味わえます。 |

山形といえばラーメンの街としても有名ですよね。お城見学のあとに「麺屋 丸文」さんへ立ち寄りましたが、中華そばがとってもおいしかったです~☆
100名城スタンプと城アクセス情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 山形市郷土館(旧済生館本館・霞城公園内) |
| 設置時間 | 9:00~16:30(時期により変動あり) |
| 休日 | 年末年始ほか施設休館日 |
| 電話番号 | 023-644-0253(山形市郷土館) |
| 料金 | 無料 |
| 備考 | スタンプは受付付近に設置されています。訪問前に最新情報をご確認ください。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 山形県山形市霞城町3(霞城公園) |
| アクセス | JR山形駅西口から徒歩約10分 |
| 駐車場 | 霞城公園周辺に駐車場あり |
| 電話番号 | 023-641-1212(山形市公園緑地課) |
| 散策時間 | 約60~90分 |

山形城跡は全体が平坦な公園として整備されていますが、とても広い城郭ですので、歩きやすいスニーカーなどで訪れるのがおすすめです。また冬は雪が積もることも多いため、防寒対策や滑りにくい靴を準備しておくと安心です。
まとめ

山形城は見ごたえがありましたが廻ってみて感じたのはやはり城の広さでした。二の丸東大手門から城内へ入ると幅の広い水堀や長く続く土塁が広がり、歩いているだけでも東北屈指の大規模平城と呼ばれる理由を実感できます。
また本丸一文字門周辺まで足を延ばすと、最上義光の時代に整備された城郭の雄大さがより伝わってきました。復元された門や石垣を眺めながら歩いていると、かつてこの地が山形の中心だったことを感じられます。
現在は霞城公園として整備されており、園内は開放感があって散策しやすい雰囲気です。この日もジョギングや散歩を楽しむ人の姿が見られ、市民に親しまれている公園であることが伝わってきました。
周辺には蔵王温泉や銀山温泉といった名湯があり、冷たい肉そばや山形ラーメンなどのご当地グルメも充実しています。歴史散策の後に温泉や食事まで楽しめるのは山形観光ならではの魅力でしょう。山形観光の拠点としてもおすすめできる日本100名城のひとつです。山形を訪れた際はぜひ足を延ばしてみてください。

山形城の広さはもちろん復元された二の丸東大手門は本迫力満点だったよね。広いお堀と立派な門が並ぶ景色は見応え抜群で、思わずたくさん写真を撮りたくなっちゃった♪

最上義光の像も迫力あったよね!最上義光って実は鉄砲戦の名手で最上軍は鉄砲隊の運用に優れてたみたいだよ。だから慶長出羽合戦では上杉軍を撃退したんだって!

義光さん凄いんだね!でもでも、もみじは山形の食べ物で頭いっぱいだよ~☆だってさくらんぼ生産量は全国1位でラーメンも消費全国1位、芋煮会も米沢牛もあって…美味しい物いっぱいだもん☆

もみじちゃんの言う通り美味しいものも多いよね、ソウルフードの玉こんにゃくもあるよ!ただ特産品もいいけど私はやっぱり最上義光が気になるな。娘思いだったところとか名君と言われている背景を考えながらお城散策してると色々考えちゃったな!

確かに山形城といえば最上義光さんのことは気になるよね!ちなみに特産品といえば将棋の駒も約9割は山形県天童市産なんだって♪山形城の前後の日本100名城は、9番の久保田城、11番二本松城となっています。お時間あれば足を運んでみてください♪

